×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
とってもちこーくー。
一日に絵と文と字、全部やろうとすると身がもたないことが判明した。
一日に絵と文と字、全部やろうとすると身がもたないことが判明した。
- 咎 その2 -
“咎”とは、なんぞや。
そう問われたら、俺は迷わずこう答える。
“咎”というものは、付きまとうものだ。
と。
一度背負った罪は、生きている最中で落とせるものではない。
ましてやそれを忘れようなぞ。おこがましいにも程がある。
“咎”は絶えず付きまとい、全身を貫く槍となる。
もし許しを請うことができるなら、きっと針を喉に流し込み続けることも無くなるのだろう。
…と言うと、やたらと被害者面しているように見える。
犯した過ちは犯した過ち。加害者は加害者に他ならない。
死ぬまで悔やみ死ぬまで周りから蔑まれることは、当然のことだ。
俺の最大の“咎”は、今もなお、命を殺め続けていることだと思う。
“大事な誰かを守るため”だとか“そうしなければならない”だとか、適当な理由は散らばっていて、集めるのも大変だね。
だけど、理由はさておいて…行為は行為、結果は結果。
その正当化なんてどうでも良い、意味をなすものではない。
そう、頭では理解しているし、わかっている。
けれど、命を殺めることを止めるわけにはいかない。
命を殺めることを止めたなら、俺が生きることを辞めることになる。
それだけならまだしも、俺の周りの大事な人まで、巻き添えを喰らう。
故に俺は、一人“咎”を背負い続けるしかないのだ。
死ぬまでずっと。死んでもずっと。
「しゅう、何ぼーっとしてるんだよ」
明るい声。
俺は顔を上げる。
書類の向こうに、金髪に深い緑の瞳をもった…友人が立っていた。
俺はなんでもないと首を振ると、
「そうか。あまり、考え過ぎない方が良いぜ」
彼は笑って言う。
ここに住む精霊達が彼のように笑ってくれるならば、
それだけで、俺は頑張ろうという気になれる。
きっと、それも一つの“咎”なのだろうけれど。
*/*/*/*/*/*
フォーム横の「漫画チャット」に目を奪われすぎて、手が進まない!!頭が回らない!!
なんかすげー耽美な女の人が泣きながら「こんなチャットがあるなんて!」って言ってる。集中できねええええ!!!!
PR
この記事にコメントする