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昨日から春休みなのですが、昨日は女性とデートしとりましたので、書けなかったなあ。
明日も女性とデートです。なんという。
- 一日一題 -
日が落ちた頃、私はその奇妙なモノに気がついた。
ガタガタ、と妙な音がする。
何だろう?私は周りを見渡すが、そのような音がするものは何も無い。
この白い部屋に、私は一人だ。
いや、私以外の人物が居るはずもない。私は一人暮らしの身である。
今日は友人を呼んだ覚えもない。
けれども、その音はある法則に則って、ガタガタと鳴っているようだった。
…もしかして、幽霊?怪奇現象?そんなバカな。
日本人はとかくそういったものを好むけれど、私は信じていない。
一瞬でも、頭の中に現実離れした妄想を抱いた自分を、バカバカしいと鼻で笑う。
とすると、工事か何かだろうか。
私は窓の外を眺めようと身を乗り出すが、しかし、そこに窓は無かった。
…窓が、無い?
慌てて周りを見渡すと、足元に「足元に」が転がっていた。
おかしい。こんなオブジェがこの世にあるものか。
あるとしたら、どんな悪趣味なんだ。
いや、そもそも私はこんなもの、持ってやしない!
ぐるっと部屋を眺めると、どこまでも果てしなく文字で埋め尽くされていく違う私が何かを考える度にどんどん文字が文字で文字を埋め尽くしていくのだ!!
そう考えている間にも、どんどん文字は白の中に現れていく!
文字はうず高く積み上げられて、まるで文章のように―――。
なんだ、これは!
私は叫びたくなった。でも、声は出なかった。
代わりに、白の中に『なんだ、これは!』と文字が。
おかしい、昨日までは私、普通に生活をしていたはずだ!
こんなことって、有り得るのか。私は一体、どこに来てしまったの!!
頭を抱えてしゃがみ込む。早くこんな夢、覚めてしまえば良いと、私は延々願い続ける。
けれど、悲しいことに。
私は突然その場に立たされた。立った?立たされた?
何で、意思とは逆のことが起こってどうして口が開いてどうし
「それでは本日より、一日一題を始めます!」
――― と、キーボードをガタガタ音を鳴らして、私は文字を、ブログの投稿フォームに叩き込んだ。
私の周りは既に文字で埋め尽くされていて、時折ガタガタと音がする。
私の物語は、恐らく今も、誰かの手によって書き足されているに違いない。
こう思うことも、既に誰かの手によって成されているだけかもしれない。
最早、何が私で何が私ではないのか。それすらもわからない。
取り敢えず、私は一日一題、文章を書いていくということだ。
それは、確かだ。
…これも、私の頭で考えたことではないかもしれないね。
明日も女性とデートです。なんという。
- 一日一題 -
日が落ちた頃、私はその奇妙なモノに気がついた。
ガタガタ、と妙な音がする。
何だろう?私は周りを見渡すが、そのような音がするものは何も無い。
この白い部屋に、私は一人だ。
いや、私以外の人物が居るはずもない。私は一人暮らしの身である。
今日は友人を呼んだ覚えもない。
けれども、その音はある法則に則って、ガタガタと鳴っているようだった。
…もしかして、幽霊?怪奇現象?そんなバカな。
日本人はとかくそういったものを好むけれど、私は信じていない。
一瞬でも、頭の中に現実離れした妄想を抱いた自分を、バカバカしいと鼻で笑う。
とすると、工事か何かだろうか。
私は窓の外を眺めようと身を乗り出すが、しかし、そこに窓は無かった。
…窓が、無い?
慌てて周りを見渡すと、足元に「足元に」が転がっていた。
おかしい。こんなオブジェがこの世にあるものか。
あるとしたら、どんな悪趣味なんだ。
いや、そもそも私はこんなもの、持ってやしない!
ぐるっと部屋を眺めると、どこまでも果てしなく文字で埋め尽くされていく違う私が何かを考える度にどんどん文字が文字で文字を埋め尽くしていくのだ!!
そう考えている間にも、どんどん文字は白の中に現れていく!
文字はうず高く積み上げられて、まるで文章のように―――。
なんだ、これは!
私は叫びたくなった。でも、声は出なかった。
代わりに、白の中に『なんだ、これは!』と文字が。
おかしい、昨日までは私、普通に生活をしていたはずだ!
こんなことって、有り得るのか。私は一体、どこに来てしまったの!!
頭を抱えてしゃがみ込む。早くこんな夢、覚めてしまえば良いと、私は延々願い続ける。
けれど、悲しいことに。
私は突然その場に立たされた。立った?立たされた?
何で、意思とは逆のことが起こってどうして口が開いてどうし
「それでは本日より、一日一題を始めます!」
――― と、キーボードをガタガタ音を鳴らして、私は文字を、ブログの投稿フォームに叩き込んだ。
私の周りは既に文字で埋め尽くされていて、時折ガタガタと音がする。
私の物語は、恐らく今も、誰かの手によって書き足されているに違いない。
こう思うことも、既に誰かの手によって成されているだけかもしれない。
最早、何が私で何が私ではないのか。それすらもわからない。
取り敢えず、私は一日一題、文章を書いていくということだ。
それは、確かだ。
…これも、私の頭で考えたことではないかもしれないね。
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