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うっかりうとうと寝ていました。
体調はもう大丈夫です。
昨日急にふっと「ああ、もう大丈夫だ治ったな」という感覚がやって来て、
それ以降、問題が無くなりました。なんだこれすげー!
ただ、左肩が膨らんでいることが発覚。
姉に言われるまで全く気付きませんでした。
すげー!なんだこれすげー!サロンパス貼るとめっちゃ痛い!
高校の頃から肩の痺れはありましたが、年々悪化しているということで、
この春には治療にあたらないといけないなと思います。
前も同じようなこと言ってた気がするけど!
いや今度こそ治すよ!
絵描いたり文書いたりする時に痛いんだもの、嫌だもの!
父に言ったら「慢性化しとるなあ、無感染化膿性は無い」って言われたけど、
結局それダメじゃん。痛い時点でダメなんだけど、ダメじゃん。
体調はもう大丈夫です。
昨日急にふっと「ああ、もう大丈夫だ治ったな」という感覚がやって来て、
それ以降、問題が無くなりました。なんだこれすげー!
ただ、左肩が膨らんでいることが発覚。
姉に言われるまで全く気付きませんでした。
すげー!なんだこれすげー!サロンパス貼るとめっちゃ痛い!
高校の頃から肩の痺れはありましたが、年々悪化しているということで、
この春には治療にあたらないといけないなと思います。
前も同じようなこと言ってた気がするけど!
いや今度こそ治すよ!
絵描いたり文書いたりする時に痛いんだもの、嫌だもの!
父に言ったら「慢性化しとるなあ、無感染化膿性は無い」って言われたけど、
結局それダメじゃん。痛い時点でダメなんだけど、ダメじゃん。
- 白の魔術師 -
彼の肌は白い。
彼の髪は白い。
彼の瞳は白い。
彼は、持ちうるすべてのものが“白”だった。
唯一影は黒かったけれど、それも色の薄い黒だった。
いつから彼が“白”なのか。
それを知る者は居ない。
もしかしたら、白の魔術師は生まれた時から、白であったのかもしれない。
けれど白の魔術師は、白以外の色を求めた。
それはもう、貪欲に。
赤子が母親に愛を求めるよりも、獅子が獲物を求めるよりも、異性が互いに求め合うよりも、貪欲に。
その願いは切実で、きっと彼は白以外を身にまとえるのならば、何でも良かったのだろう。
最初は、インクを被ってみようと思った。
しかし、黒のインクは魔術師の手に触れた途端、白いインクになってしまった。
これでは意味が無い。
魔術師は今度は、絵の具で試してみようとした。
だが、魔術師は白い絵の具以外に絵の具を持っていなかった。
どれもこれも、触る端から皆真っ白になってしまったからだ。
人々が鼻をつまむ程に汚れた下水路。
飛び込んでも、水は白。
道端の動物の糞。
塗る前に白くなった。
燃え盛る炎の中。
火傷一つ負わなかった。
ある日彼は、自傷行為を試してみた。
「血液は赤い」と、魔術師は知っていたからだ。
期待を胸に腕を切れば、けれども流れたのは、真っ白な液体だった。
これには魔術師、深く深く悲しんだ。
が、同時に一つひらめく。
血を浴びればどうだろうか?
魔術師にしてみれば、これは名案だった。
試しに、人間に飼われる鶏や兎を盗んで、殺してみた。
温かい血が全身に降り注ぎ、魔術師を濡らす。
瞬間、彼は「あっ」と声をあげた。
血液は…すぐに真っ白になってしまうというわけでは、なかったのだ。
徐々にではあるが、白になる。
しかしこれは、魔術師にとっては多いに喜ぶべき話であった。
数秒でも、白以外の何かをまとうことが、できたのだ!
最初の内、彼は家畜を襲う獣になった。
小さな動物の血では我慢できなくなり、馬や牛などの大型の獣を殺すようになった。
次第に彼等でも満足できなくなって、
魔術師はとうとう、人を殺すようになった。
温かい血を浴びる瞬間が、魔術師は好きだった。
赤くなれる。白以外のものを、手にすることができる。
そんな、己の欲望を満たす瞬間が―――魔術師は好きだった。
後に彼は、“白い獣”と呼ばれ、書物の中に登場することとなる。
遠い遠い昔話として語り継がれるそれは、子どもを脅す文句にもなった。
けれど、人々は知らない。
“白い獣”はまだ、“白い獣”のままであるということを。
「夜に外を出歩くな。“白い獣”に食べられる」
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白の魔術師。
ある意味では一番人間らしい。
絵では目が赤だね!ごめんね!
赤色が目に映ってるって解釈してね!
というわけで、魔術師シリーズ終了でございます。
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