×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
える、しっているか
一日一題は実は3回お休みしている。
そしてこれは一昨日の分ー!!!
ネタが尽きてるともいうんだよ!!発想力が貧困だとダメね…!
投稿フォームの「漫画チャット」が「俺今日カレー食べた」ってどや顔で言っててムカつきます。こいつ!
一日一題は実は3回お休みしている。
そしてこれは一昨日の分ー!!!
ネタが尽きてるともいうんだよ!!発想力が貧困だとダメね…!
投稿フォームの「漫画チャット」が「俺今日カレー食べた」ってどや顔で言っててムカつきます。こいつ!
- 星の魔術師 -
「はーい!そこの坊や、お元気にしていたかな?」
暗い部屋に似つかわしくない、明るい声だった。
流星群が、街の空を埋めつくす。
降り注ぐ星を見ようと楽しみにしていたぼくは、
少し不用心かもしれないけれど、部屋の窓を開けていたんだ。
……開けておくんじゃなかった。
紫色の大きな山高帽子に、同じ色のドレス。傍らには竹の箒。
突然、窓に現れたその女の子を形容するならば…誰しもが“魔女”と言うだろう。
「あれあれあれ?坊や、私に見覚えは無い?」
見覚えがあれば、今ぼくの手には携帯電話は握られていない。
えっと、不審者通報って110番だったよね?
「あわわちょっと待ってよお」
魔女の格好をした女の子、ぼくの手をぎゅっと握る。
ひやりと冷たい手だった。
「え、え、えー。小さい頃言ったじゃん、10年後の流星群の時、私と一緒にお喋りしましょうって」
全く記憶にない。
というか、ぼくの年齢は現時点で14歳なわけで。
例えそんな約束をしていたとしても、4歳の頃の記憶が残っているはずもなく。
「やだもー。これだから人間って薄情だよねっ!」
そんなことはお構いなしに、目の前の女の子、腰に手をあてて怒っている。薄情なんて言われても、知らないものは知らない。
「ま、覚えてないなら仕方ないや。さ、座って座って!」
ぽんぽんとベッドを叩きながら。
ベタだけど、そのベッドはぼくのベッドだよ。
ぼくはやれやれと、女の子の隣に腰をおろした。
ただの変なコスプレイヤーか何かだろうと思っている辺り、ぼくはやはり不用心なのだろう。
「ふふふ、良い子でよろしい」
彼女はぼくの頭を撫でる。
手はやはり、冷たい。
「今日の流星群、私とても楽しみにしていたんだよ」
ぼくも楽しみにしていたのだけれども、あなたのせいでぶち壊しです。
ぼくが黙っていると、紫色の瞳がぼくを覗き込んだ。
「……そっか、覚えてないんだよね」
ちょっぴり、残念そうな顔をする。
そんな顔をされても、ぼくにはどうしようもない。
今更『あ、思い出したよ』なんて声をかけるわけにもいかないし、
そんな嘘を吐いたところで、余計に彼女を傷つけるのはわかっていた。
「………」
「………」
ぼくが何も言わないのを見て、彼女はどうやら諦めたらしい。
窓の外に視線を向けて、何も言わなくなった。
そのままぼんやりと、流星群を見る。
「………」
「………」
窓の外では、キラ、キラ。
数分に一度だけ、星が落ちるのが見える。
ずっとそれを凝視するのも飽きてきて、ぼくはふうと息を吐いた。
「疲れちゃったね」
声の方に顔を向けると、彼女は笑っていた。
「星、降らないもんね」
「……そうだね。もっと、降ればいいのに」
「できるよ」
ギュン、と風がひどく唸る音がした。
彼女は竹の箒にまたがり――― 空を飛んで。
ぼくが驚いて口を開けていると、彼女は大空の下で両手を広げて
「これからが本番だよ!さあ、見ててごらん!!」
「空、空、お星様!坊やのために、たくさん降り注いでよ!星の魔術師、今ここに、願います!!」
一瞬辺りが、眩しくなって。
ぼくは思わず目を瞑った。
キラ、キラ!
キラキラ、キラキラキラ!!
「わあ…!!」
思わず声が出る。
次々と降って来る流星群は、それは本当に、本当にキレイで―――!!
彼女、本当に魔女だったのか!?
慌ててぼくは、お礼を言おうと窓に駆け寄る。
けれど、そこには彼女の姿は無くて―――。
「ありがと、坊や。流星群みたいに輝く君の瞳、大好きだよ」
空から明るい声、降って来たんだ。
*/*/*/*/*/*/*
2004年に描いた「魔術師」。
関連性無く魔術師を6~7人描き散らして、絵を日記にのっけてただけなのですが、さっき突然「これって物語のテーマにならないかな」と思って描いてみた。
“星の魔術師”
星を操る魔術師。見た目はモロ魔女。
6人居る内、最も明るくてイイコちゃん。
PR
この記事にコメントする