心の殺陣記 “仙人” 忍者ブログ
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書道について、間違っているなり合っているなりなんなり、
色々と考えて呟くことが多いので、こういうカテゴリを作ってみました。
私のような甘ちゃんが学術的な話ができるわけではないので、
御堅い論文のような話は致しません。できません。
けど、こういう話が好きではない人に申し訳が立たない。

書道を学ぶにあたって、単純に思ったことや疑問を書き散らしていくだけのカテゴリです。


書道っつっても、字を書くだけが書道ではないです。
私はどちらかといえば、学問の方。つまり書学の方に興味を示す傾向にあります。
もちろん字を書く書道…書作も好きですがね!下手だけどn…。



今回のレポートやっててふと思った。

昔の超有名な書家は、割と道教と深いつながりがあったようで。
道教というと、仙人です。
「です」って打とうとして「である」って打っちゃう辺り、レポート病だと思うわ。

んで、仙人ですが、その超有名な書家の中には女仙について書いちゃってる人達も居るわけで。
わかる人にはわかるのですが、チョ遂良や顔真卿はそれぞれ「孟法師碑」「麻姑仙壇記」といったものを書いています。
どちらも女仙について書かれたもの。


もちろん現代日本の考える“仙人”と道教“仙人”では意味が違いますが、どちらも根元にあるのは「超然とした無欲な人」ですよね。
なんか可愛いなーと思ってしまうのは、私が現代日本の人だからだと思う。

超然とした無欲な人というのは、人間が目指す理想であるならば、
彼らはそれを目指して(あるいは崇拝して)生きてたんだなあと。

どうしても昔の偉い人=浮世離れした人間 に思えてしまうけど、
こう考えたらとても人間くさくて良いですね。
私からすれば王羲之なんて伝説みたいな気持ちですから、
そんな彼すら道教に傾倒していたと聞くと、彼も人間だったんだなーと気付く。



中国史はあまり知りませんが、当時中国に男尊女卑ってあったんだろうか?
男の仙人ならまだしも、「孟法師」も「麻姑」も女仙なんですよね。
孟法師なんかは当時の中国(唐時代)で97歳くらいまで生きてたらしい。
そりゃー書家はもちろん皇帝も驚くわな。朝廷に呼び出されてたそうだし。良い意味で。

女仙を崇拝するっていうのは、凄いことだなあと日本人的には思う。
昔の日本で考えたら無さそうじゃないかなあ…なんとなくね。



結論:昔の書家がちょっと身近に感じられた

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